
そうです。ボーカル以外はミューズの同級生です。最初は別のメンバーとやっていましたが、音楽性が違って解散してしまいました。でも、ドラムとは一緒にやりたかったので、俺はこういう音楽をやりたいから、こういう方向でやるという計画をまとめた“戦略ノート”を作って説得したんですよ。そしてベースとボーカルも加わって06年に「LOTO」が生まれました。卒業して2年は地味に活動していましたけど、自分的には一発入魂で、これがダメだったら辞めようという気持ちで気合い入れてやってました。
デビューしてみて、新しい考えも出てきていろいろ変わることもあると思いますが、基本路線はそのノートにそってやってきている感じです。ただ、さらによくしていくつもりです。
でも、普段はそんなに几帳面じゃないですよ。やっぱりバンドは遊びじゃなくて本気でやりたかったので。そういうことも、夢をかなるために自分にとっては、必然ではなく当然のことでした。これで技術がずば抜けていたりすれば、スタジオミュージシャンに移っていったかもしれないですけど、自分的にそこまで技術があるわけじゃないので、バンドでいきたかった。そのときに、自分の強みを考えたときにひとつだけ自信があったんです。それが曲作りでした。その曲で今の時代のセンスや流行にうまく合ったらいいなと思っています。
一番大きかったのが、ミューズに入るまでは音楽やギタープレイに対して、そして、バンドメンバーと知り合うにしても、大きな壁があったんですよ。どうやったらもっとうまくなれるのか、曲作りの方法とか、メンバーの探し方とか。ミューズは、そういう壁を乗り越えられるようにしてくれました。
乗り越えられるといっても、自分が頑張らないと乗り越えられない。ただ、その壁を自分でぶち壊せるだけの力を付けてもらったと思います。先生はスゴい人たちばかりですからね。僕的には怖い人ばかりでしたけど(笑)。いい緊張感がありましたね。授業で教えてもらうだけでなくて、自分の作った曲を聞いてもらうことが多かったんですけど、ほめられた時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。いろんなアドバイスをもらって気づくことも多いし、自分では思いもつかなかったアイデアをもらったりすることもありました。
同学年で組んでいるバンド同士で参加する人気投票というのがあって盛り上がりましたね。ちなみに結果は1位でした。嬉しかったですね。周りのバンドはライバルだったけど、一緒に盛り上げていこうという熱い人たちが多かったです。それがかなり刺激になりました。
それに、ライブもかなりの回数やっていました。ライブサーキットはかなり活用しましたね。特にベースはマスターコースまで行っていたので、ベースが卒業するまでフルに使っていました。月に4~6本。今考えるともっと使っておけばよかったかなと思います。学校の授業だけでなく、ステージに立たなければ分からないことがたくさんありますからね。
特にライブサーキットという制度はミューズ特有だと思うので、ライブやバンド活動がしたい人にはぜひおすすめしたいです。バンド活動って結構お金もかかりますからね。そこを心配せずにライブができるっていうのは大きいですよ。ライブを重ねるごとに経験も積めるし、他の生徒や学校とは関係ない人たちに触れ合う機会も多いですから。先輩に有名な方が多いというのもいいですね。たまに、ライブで偶然先輩バンドと一緒になったりすると、すぐに打ち解けられるし、そこから話も広がることもありましたね。バンドをやりたいなら絶対おすすめです。
PAN
LOTO/Guitar
ギター専攻卒業 - 寺崎 航介
Yu-ki(Vo)、PAN(Gt)、MARU(Ba)、Uya(Dr,Cho)の4人からなるロックバンド。’06年の結成以降、渋谷や新宿を中心に精力的にライブ活動を展開。エモーショナルなビートとエッジの聞いたギターをバックに、ストーリ性のあるメロディが特徴で、高校生を中心に高い人気を誇る。’08年にはスパイスレコードより、ファーストミニアルバム「time loot」をリリース。LOTOの目指すサウンドはずばり“耳で読む絵本達”。「聞く人に物語の主人公になってもらい、それぞれの感じ方をしてほしいです」(PAN)


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