
主にCMを制作しているポストプロダクションで、CM映像に音をつけるMAという仕事です。まだ今はアシスタントなので仕事は雑用から何から全てで、音を作るという段階まではいっていません。それはミキサーにならないとできないので、今はミキサーになるために学んでいます。
そうです。でも、映像音響に興味を持ち始めたのは学校に入ってからです。2年生になってから授業でCMとかプロモーションビデオとか短い映像に音楽をつけるという授業があって、それをやったときに面白いなと思って。それからですね、この世界を目指すようになったのは。学校に入るまではそんな世界があることも知らなかったんですよ。それまではレコーディングエンジニアを目指していましたが変わりました。この世界ってあまり知られていないので、同じようにレコーディングエンジアを目指していたけど、映像音響の世界を知ってこちらに来たという人も多いです。
音楽だけじゃなく映像と合わせてひとつの作品になるというところと、15秒、30秒という時間の枠の中にいろんな音の要素を詰め込んでいって、最終的にテレビで流れるのが嬉しいですね。
音楽であるか、音楽ではなくナレーションやSE(効果音)であるかの違いぐらいなので、基本的な知識は学んだことが役立っています。PAの配線や電気的なこと、また、ナレーションをスタジオで録ることもあるので録音のこともそうだし、ソフトも学校にあるものと同じなので助かっています。この世界を知ったということも大きいですが、実際に働いてみると、この学校は機材やソフトの面でも充実していたので、選んでよかったと思います。
それは大きいです。でも、少人数制というのが1番ですね。エンジニア系って機材がものすごく高いので、少人数じゃないと機械に触れられる時間が少なくなってしまいます。それに、少人数だからアットホームな感じもありますし。講師の方とも仲良くできるので、わからないことは気軽に聞くこともできますから。こういうのは大きな学校ではない雰囲気だと思います。
もう少し現場に行っておけばよかったなとは思います。授業だけでなくて、講師の方に頼めばいろんな現場にアシスタントとして連れて行ってもらったり、仕事を紹介してもらえたりもあります。自分の興味のないところでも、仕事をするということで経験が積めますから。もちろん、学生だろうと現場に行けばプロとして扱われるので厳しいこともあるかもしれませんが、学生だからそれも勉強になります。だから、もっと積極的にいろんな現場を見ておけばよかったなと思います。
仕事は最初から上手くいくはずがなくて、失敗することもあります。でも、それは経験して学ぶしかないと思うので、それよりまずは基本的に遅刻をしないとか、挨拶がしっかりできるということが大切だと思います。また、専門的な仕事なので休んでしまうと代わりの人がいないので、体調管理も仕事のひとつですね。それでまずは、与えられたことをちゃんとこなして、アシスタントとして一人前になることです。その先はそれからですが、経験しながらひとつずつの仕事の質を上げていくしかないかなと思っています。
経験から得た知識量が全く違います。そういうのってちょっとしたトラブルに遭ったときの対処とか、僕なんかでは全く対処できないようなことでもさらっとこなしてくれます。機材トラブルなんかだと、学生時代は何かあると業者の方が来てくれましたが、現場では自分たちでなんとかしないといけない場面も多い。だからこそ、学生時代に現場にもたくさん出ていろいろと勉強してみてください!!
Hiroki OKUMURA
株式会社デジタル・ガーデン
ミキシング・クリエーター専攻卒業
- 奥村 宏貴
2008年3月 音楽総合芸術科 ミキシングクリエーター専攻 卒業。
レコーディングエンジニアを目指し入学するが、映像音響の授業でMA(マルチオーディオ)の存在を知り、MAエンジニアとしての道を目指す。
2008年4月に株式会社デジタル・ガーデンに入社。
アシスタントとして先輩ミキサーの仕事ぶりを見ながらTV-CMを中心としたMAを勉強中。
現在はTVを観る度に「どんな音作りなのか」が気になり普通にTVを観ることが出来ない毎日を送っている。


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