
たくさんありますよ。歌い方などの技術的なものだけではなくて、ライブを数多くこなしたという経験と、人のつながりという部分も大きいと思います。
ライブの経験でいうと、在学中には違うバンドを組んでいましたが、そのときにも月に6回ライブをやったときもありました。ライブサーキットがあったからできたことですね。ライブサーキットがなかったらバイトでそんなにライブも練習もできなかったですよ。ただ、当時の私はどちらかというとライブをたくさんやるというよりも、じっくり曲を作ったり練習したりしたかったんです。だから、一時期はそんなにライブやって意味があるのかなと思ったりもしましたが、結局はその時に知り合った人のつながりから、今のバンドメンバーに知り合うこともできましたから。
「PEEP★4U」は卒業間近に入ったのですが、前のバンドを解散してから3ヶ月ぐらいブランクがあって。その間に50人ぐらいの人にあったんですよ。知り合い関係だけじゃなくて、メンバー募集のサイトとか貼紙を見て会った人もいました。でも、全然見つからなくて。もうすぐ卒業だし、自分の納得いくメンバーにも出会えなかったしすごく焦ってました。で、結局最後の最後に、ライブで知り合ったカメラマンさんの知り合いの知り合いの知り合いみたいな感じで紹介してもらったのが今のバンドだったんです。あの時、無理してまでライブをやっていたからこそ今があるという感じです。
また、今でもライブはたくさんやっているんですけど、学校では体力が大切だと教えられていたので、ツアー中にはお酒も飲まないで野菜ジュースやゆずみつのお茶など喉や体にいいものを飲んでいますし、マスクをして寝たりとか体調管理にも気を使っています。
行動力」だと思います。私、元々すごい人見知りだったんですよ。でも、メンバーを探すときはそんなこともいっていられないですから、とにかくやると決めて行動しました。あと、メンバーを探しているときに気づいたことですが、私が相手のことを違うなと思うように、向こうも私のことを気に入ってくれないこともありますよね。
そこで、自分の意見も大切だけど、相手に気に入られる、この人と一緒にやりたいなと思ってもらえることも大切だなと気づいて。それで、それまでにもファッションは好きだったけど、プロとしていろんな人に受け入れられるためには、見た目やファッションも大切だなと思って。それ以来、原宿にもよく行っていますし気を使っています。それのおかげでファッション誌にも出させてもらっています。また、そこから人のつながりも増えるし、雑誌がきっかけでライブに来てくれるということもありますからね。できているかわかりませんが、セルフプロデュース力というのも、ある程度必要だと思っています。
同じ世代の人だけじゃなく、普段はあまり音楽を聴かない一般の人にも聴いてもらえるようになって、大きなホールやロックフェスももちろん出てみたいですが『HEY!HEY!HEY!』に出て、浜ちゃんに突っ込まれたいです(笑)。
学校の雰囲気はすごくいいと思います。学校の授業などでいえば、単純に授業を受けて課題をこなすだけじゃなくて、自分で目標を立てて積極的に勉強したほうがいいと思います。先生方もすごく気さくな感じなんで、分からないことは気軽に質問したり相談したりすればいいアドバイスをもらえます。私もデビューする前はもちろん、今でもボーカリストとしてのあり方とか、こういう時どうすればいいの、とかいろんなことの相談に乗ってもらってますから。
それと、ライブサーキットがあるのがこの学校の大きな特徴だと思うので、ぜひ活用して、そこでの経験や知り合う人との縁を大切にして行くといいと思います。
U Yu KIMURA
PEEP★4U/Vocal
ヴォーカル専攻卒業 - 木村 優
07年結成。U(Vo)、TAMMY(Gt)、Buchi(Gt&Vo)、Shigeru(Ba)、Satoshi(Dr)の5人からなるポップでロック、そしてちょっとパンキッシュなバンド。08年6月『1枚目のアルバムです』でデビュー。デビュー元年の08年は103本のライブをこなすなど、パワフルかつキュートなステージングとキャッチーなサウンドで全国のライブはハウスを席巻中。ボーカルのUこと木村優はファッション誌「KERA」の人気読者モデルでもあり、その独自のファッションセンスにファンも多い。
2009年、外務省が選んだ『ポップカルチャー発信使』に任命される。
東京『カワイイTV』出演中。


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