ニューミドルマン養成講座

これからの音楽ビジネスで
稼ぐには?

アーティストとファンをつなぐ
“ニューミドルマン”の存在
全8回:¥30,000(税込み)
協力:Tunecore Japan
会場協力:ミューズ音楽院
企画:バグ・コーポレーション
制作:FLY MUSIC
ニューミドルマン養成講座
開講によせて

現在の日本の音楽界には、大きなチャンスと致命的なピンチが同居しています。
「クールジャパン」の定義や、そもそもの言葉としての是非は、様々ですが、J-POPが世界で広く受け入れられるチャンスがあることは間違いありません。アニメやコミックがきっかけをつくってくれましたが、今やJ-POPそのものに興味を持たれている状況ですし、他国に比べて遅れていて政府支援の体制も整いつつあります。
ただ、世界で広めるためには、絶対に必要なことが一つあります。「デジタルファースト」への転換です。他の業種や、海外の音楽業界では当たり前の、デジタル化時代への対応が著しく遅れているのが、日本の音楽業界の特徴であり、最大の問題点です。
長年、日本の音楽業界で仕事をしてきた私にとっては、憂鬱な現状ですが、これから音楽ビジネスに携わろうとする若い世代にとっては、ラッキーな事態です。フツーにデジタル対応して、ソーシャルメディア最適化するだけで、既存のプレイヤーに対して優位に立てるのですから。

レコード会社を中心とした従来型の日本の音楽ビジネスの生態系は、日本の国内市場で完結していました。単一言語のマスメディアでPRできるシンプルな市場でした。パッケージを売るためのCDチェーン店の仕組みもありました。定価で販売してくれるCD専門店の存在は、効率の良い生態系の幹を成していました。既存プレイヤーが、この有益な仕組みを守ろうとし、デジタル化にブレーキを踏みたくなる気持は、やむを得ない側面もあります。
このような、いわば「オールド」と「ニュー」の相克を解消していく人材を育てるために、新しいセミナーを始めます。そして、音楽を愛し、音楽ビジネスを通じて自己実現したいすべての人に参加を呼びかけます。

「ニューミドルマン」という言葉には、従来のスタッフの職域が変わる時代だという意味も込められています。アーティストとユーザーだけでは音楽ビジネスは成立しません。これまでの定義で言えば、プロデューサー、マネージャー、A&R、プロモーター、エージェントなど様々な呼称がありましたが、デジタル化の洗礼で、すべての職域で「再定義」を求められています。ミドルマンは、アーティストとユーザーの中間に入るという意味です。音楽ライターやラジオディレクターなども含まれるかもしれません。これらの職業を従来の役割から「再定義」して「ニューミドルマン」と名付けます。これからは「ニューミドルマン」の役割が、どんどん重要になっていくでしょう。
ゲスト講師の皆さんは、最前線で活躍するビジネスマンばかりです。私にとっては、音楽ビジネス改革の同志でもあります。そのエッセンスに触れることで、真のニューミドルマンが生まれると期待しています。

本講座の対象は、音楽を仕事にしたいすべての人です。音楽業界に就職したい人にも役立ちます。昔から、音楽業界は「潜り込む」ところです。新卒一斉採用が当然の学生は戸惑うかもしれませんが、アルバイトも一流大学卒もまったく同じ扱いをされるのが、音楽業界なのです。
音楽関連のITサービスを始めたい人も応援します。既存のプレイヤーの内在的な論理を知ることや、人脈を持つことは有益でしょう。自立してビジネスを指向する次世代型アーティストにもシビアな現実とリアルな戦術を伝えていきます。そして、新しい成功例を作っていきたいと思っています。

音楽を仕事にしたいすべての人に。一緒にやりましょう。ニューミドルマンの時代がやってきます。


「ニューミドルマン養成講座」
オーガナイザー 山口哲一
オーガナイザー/ゲスト
オーガナイザー
山口 哲一
音楽プロデューサー、
コンテンツビジネス・エバンジェリスト
ゲスト
鈴木 貴歩
ユニバーサルミュージック合同会社 デジタル事業開発部 本部長
ゲスト
原田 悦志
(株)日本国際放送 
チーフ・プロデューサー
ゲスト
野本 晶
スポティファイジャパン(株)
Licensing & Label Relations Director
ゲスト
愛場 大介(ジェットダイスケ)
ビデオブロガー
ゲスト
伊東 宏晃
エイベックス・マネジメント代表取締役社長
ゲスト
石川 真一郎
アニメプロデューサー、
(株)ゴンゾ代表取締役副社長
時間
各日 19:00~20:30
内容
講義(対談):60分/質疑応答:30分/
懇親会あり
対象
  • 音楽を仕事にしたい人
  • 音楽業界に就職したい人
  • 音楽関連ITサービスをやりたい人
  • 次世代型ビジネスモデルを模索する音楽家
参加費
全8回 30,000円(税込み)
定員
30名
会場
ミューズモード音楽院 本館
東京都渋谷区代々木1-31-2
提供
注意事項
  • ※定員に達した場合は申込みを締切らせていただきます。
  • ※最少開講人数に達しない場合は開講を中止する場合がございます。
  • ※お支払いにクレジットカードはご利用いただけません。
2014年10月開講 カリキュラム
第1回
10月6日(月)
ニューミドルマンになって
音楽で稼ごう
音楽プロデューサー
コンテンツビジネス・エバンジェリスト
山口 哲一

現在の日本の音楽市場、音楽業界の状況を把握して、どういう意識を持つべきなのか、「ニューミドルマン」の基本姿勢について主宰の山口が語ります。

第2回
10月9日(木)
世界の音楽事情を知ろう
音楽プロデューサー
コンテンツビジネス・エバンジェリスト
山口 哲一
ユニバーサルミュージック合同会社
デジタル事業開発部 本部長
鈴木 貴歩

グローバルNo.1レーベルのユニバーサルミュージックで、デジタル部門を統括する鈴木さんは、海外音楽市場とサービスの状況に最も詳しい方です。最新の世界の音楽ビジネス事情とこれからのメジャーレーベルの役割について話を伺います。

第3回
10月16日(木)
海外J-POPファンに会いに行こう
音楽プロデューサー
コンテンツビジネス・エバンジェリスト
山口 哲一
(株)日本国際放送チーフ・プロデューサー
原田 悦史

世界140の国と地域で、英語で日本の音楽を紹介しているテレビ場組「J-MELO」のプロデューサー原田さんは、視聴者からのメールや、各国で行っている「J-MELOファンミーティング」を通じて海外のJ-ファン事情に最も通じている方です。海外Jファン攻略法についてヒントをもらいましょう。

第4回
10月23日(木)
世界で一番人気の
Spotify活用法を知ろう
音楽プロデューサー
コンテンツビジネス・エバンジェリスト
山口 哲一
スポティファイジャパン(株)
Licensing & Label Relations Director
野本 晶

急速な普及と高いコンバージョン率で世界の音楽シーンの主役になっているSpotify。日本でもサービス開始が待たれます。野本さんは、iTunes Store の日本ローンチも手がけた、日本デジタル音楽市場の伝道師です。Spotifyを使ったプロモーションについて実践的なお話をしていただきます。

第5回
10月30日(木)
YouTubeで食べていく、とは?
音楽プロデューサー
コンテンツビジネス・エバンジェリスト
山口 哲一
ビデオブロガー
愛場 大介(ジェットダイスケ)

YouTubeでの超人気ブロガーの草分けとして、若いYouTuberにも大きな影響を与えているジェットダイスケさんに動画活用の秘訣を教えてもらいましょう!

第6回
11月6日(木)
これからのマネージャーの仕事
音楽プロデューサー
コンテンツビジネス・エバンジェリスト
山口 哲一
エイベックス・マネジメント代表取締役社長
伊東 宏晃

小室哲哉さんのマネージメントなど、エイベックスの初期からマネージャーとして中心的に活躍されている伊東さんに、次世代のマネージャーのあるべき姿、目指すべきものを伺います。

第7回
11月13日(木)
アニメビジネス2.0
音楽プロデューサー
コンテンツビジネス・エバンジェリスト
山口 哲一
(株)ゴンゾ 代表取締役副社長
アニメプロデューサー
石川 真一郎

ボストンコンサルティングのエースコンサルタントから、アニメ制作会社の社長へと転身した石川さんは、ビジネス戦略とコンテンツプロデュースの両面に精通したスーパープロデューサーです。海外進出で音楽より先に進んでいるアニメビジネスの未来図からは学ぶことは多いでしょう。

第8回
11月17日(月)
さあ始めよう。実践開始だ。
音楽プロデューサー
コンテンツビジネス・エバンジェリスト
山口 哲一

本講座の目的は、具体のプロジェクトを生み出し、応援していくことです。ビジネスアイデアを持ち寄って、ブラッシュアップしていくつもりです。進路についての相談も受け付けます。

オーガナイザー プロフィール
音楽プロデューサー、
コンテンツビジネス・エバンジェリスト
山口 哲一やまぐち のりかず

(株)バグ・コーポレーション代表取締役「デジタルコンテンツ白書」(経済産業省監修)編集委員
国際基督教大(ICU)高校卒。早稲田大学在学中から音楽のプロデュースに関わり、中退。1989年、(株)バグ・コーポレーションを設立。音楽プロデューサーとして「SION」「村上"ポンタ"秀一」のマネージメントや、「東京エスムジカ」「ピストルバルブ」「Sweet Vacation」などの個性的なアーティストをプロデュースする一方、音楽ビジネスとITに関する実践的な研究を行っている。プロデュースのテーマに、ソーシャルメディア活用、グローバルな視点、異業種コラボレーションを掲げている。2010年頃から著作活動を始め、国内外の音楽ビジネス状況の知見を活かし、音楽(コンテンツ)とITに関する提言を行っている。超実践型作曲家育成セミナー「山口ゼミ」やトークイベントのモデレーターなど、後進の育成にも力を注いでいる。

ゲスト プロフィール
ユニバーサルミュージック合同会社 デジタル事業開発部 本部長
鈴木 貴歩

1971年生まれ。2001年より MTV Japan(株)にてデジタルビジネス、事業提携等を手がける。2009年にユニバーサルミュージック合同会社に入社。2013年より現職にて全社のデジタル戦略の推進、メディア/プラットフォーム企業との事業開発を担当。

(株)日本国際放送 チーフ・プロデューサー
原田 悦志はらだ のぶゆき

1968年生まれ。父がオーケストラ団員だった影響でホールとスタジオを遊び場に育ち、自らが中心になり「10代だけのオーケストラ」を高校時代に結成。松任谷正隆氏が主宰するマイカ音楽研究所作曲家にも在籍した。
神奈川県立小田原高校、上智大学法学部国際関係法学科卒。1993年NHK入局。番組制作局、札幌放送局、国際放送局を経て、現職は (株)日本国際放送 チーフ・プロデューサー。
現在、世界140の国と地域で放送している日本音楽番組「J-MELO」を担当。アジア、北南米、欧州等、全世界で日本音楽の世界伝播の現場を取材。東京藝術大学、早稲田大学等で講義やシンポジウムなども行っている。

スポティファイジャパン(株)
Licensing & Label Relations Director
野本 晶のもと あきら

ソニー・ミュージック、ソニー・コンピュータ、ゾンバレコードジャパン、ワーナーミュージックを経て、2005年からiTunes(株)にてミュージック担当としてiTunes Storeの立ち上げに参加。2012年9月より現職。

ビデオブロガー
愛場 大介あいば だいすけ(ジェットダイスケ)

1974年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。ビデオブロガー。
2009年、アルファブロガーアワード受賞。
ビデオアート系の映像作家としても受賞歴があり、国内外で作品を上映している。
日本で最初の動画レビュアーとして知られ、創設以来YouTubeの発展に貢献。
個人ブログ「ガジェット☆ダイスケドットコム」では、主にデジタル商品を動画と共に紹介している。
2013年より、uuum(ウーム)(株)の顧問を務める。
YouTubeチャンネルID:jetdaisuke

エイベックス・マネジメント代表取締役社長
伊東 宏晃いとう ひろあき

福岡県出身
小室哲哉氏の現場マネジメントからキャリアスタート。
アーティスト、音楽作家、クリエイターのマネジメントからアーティストの新人開発、レコード会社のレーベル運営までエイベックスグループ内外で多方面にわたり力を注ぐ。
音楽制作チーム tearbridge productionを立ち上げ社内外問わず数々のヒット楽曲に携わり、またマネジメントとしてSentimental Bus、ROAD OF MAJOR、SEAMO、mihimaru GT、木山裕策など個性豊かなアーティストの発掘、ヒットに貢献。
現在はアーティスト、クリエイターだけでなくモデル、タレントなども所属する総合マネジメント会社であるエイベックス・マネジメント(株) 代表。

アニメプロデューサー
(株)ゴンゾ代表取締役副社長
石川 真一郎いしかわ しんいちろう

東京大学理学部物理学科卒。東京大学理学系大学院物理学専攻修了および欧州経営大学院(INSEAD)MBA修了。
1991年より(株)ボストンコンサルティンググループで、情報通信メディア系を中心として様々な分野でコンサルタントとして活躍。
数々の大企業の経営戦略を主導する。
2000年に(株)GDH(現、ゴンゾ)の代表取締役に就任。ビジネスセンスとクリエイティブを兼ね備えたコンテンツプロデューサーとして活躍している。
プロデュース作品に「アフロサムライ 劇場版(2007年)」などがある。

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