【洋楽】イケメン男性グループ歌手・アイドルの代表曲まとめ

10−20代の若い男性で結成され、ルックスだけでなく歌唱力やダンスなどの実力も兼ね備えた、時代を代表する世界的人気のアイドルグループをご紹介します。

本当にいい曲が多くて、ファンやリスナーにとって10代20代を思い出す永遠の青春ソングだったりします。

また、ソロに転向してさらに成功をおさめたアーティストも多数います。

これまでブームは3回あり、一次が1960−70年代、二次が1980-90年代、三次が2010-2020年代と言われています。

MVにはその時代の好みが強く反映しているので、聞いて楽しい!見て楽しい!です。

あなたの推しグループや好きな曲は何ですか??

アメリカやイギリスの人気男性ボーカルグループの歴史を、ヒット曲とともに振り返ります。

(曲の発表年順)

ジャクソン5 『エービーシー』

The Jackson 5 / ABC 1970年

62年結成された、アメリカの黒人5人兄弟(ジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロン、マイケル)。ポップスの影響を受けたソウル「モータウン・サウンド」の代表格でもあり、リードボーカルは五男マイケル・ジャクソン(加入当時5歳)。代表曲は『帰ってほしいの』(I Want You Back, 1969年)やマライア・キャリーのカバーも大ヒットした『アイル・ビー・ゼア』(I’ll Be There, 1970年)など。ボーイバンドやボーイズグループの先駆的存在で、音楽性やスタイルなどその後に続く男性グループに多大な影響力を及ぼしています。

また、マイケル・ジャクソンはソロに転向すると三枚のアルバム『オフ・ザ・ウォール』(Off The Wall, 1979年)、『スリラー』(Thriller, 1982年)、『バッド』(Bad, 1987年)で前人未到の成功を手にし、音楽シーンの頂点に君臨。「人類史上最も成功したエンターテイナー」にギネス認定され、「キング・オブ・ポップ」として今なお影響力を与え続けています。

ワム!『フリーダム』

Wham! / Wake Me Up Before You Go-Go 1984年

ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーで結成された、イギリスのポップ・デュオ。80年代前半から中盤のキラキラなディスコ全盛期に、『ラスト・クリスマス』(Last Christmas, 1984年)や『フリーダム』(Freedom, 1984年)など世界的ヒットを連発しました。

ソロとしてはジョージ・マイケルが『ケアレス・ウィスパー』(Careless Whisper, 1984年)や『フェイス』(Faith, 1987年)など数々のヒットを飛ばし、フレディ・マーキュリー追悼コンサートでの『愛にすべてを』(Somebody to Love, 1992年)の素晴らしいパフォーマンスで、ファンがクイーン入りを熱望したほどでした。

ニュー・エディション『キャン・ユー・スタンド・ザ・レイン』

New Edition / Can You Stand The Rain 1988年

80年代前半に結成された、アメリカの黒人少年R&Bグループ。グループ名につくNewとは新しいジャクソン5を意識したネーミングで、デビュー曲『キャンディー・ガール』(Candy Girl, 1983年)や『ミスター・テレフォン・マン』(Mr. Telephone Man, 1984年)の曲調にはその影響がうかがえます。

80年代後半にメンバーが青年に成長するとソロ活動が活発化、ボビー・ブラウンの『マイ・プリロガティヴ』(My Prerogative, 1988年)を筆頭に、ジョニー・ギル、ベル・ビヴ・デヴォー、ラルフ・トレスヴァントがソロでも次々にヒット連発し、ヒップホップとR&Bを融合させたビート「ニュージャックスイング」時代の象徴となりました。

ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック『アイル・ビー・ラビング・ユー(フォーエバー)』

New Kids On The Block / I’ll Be Loving You (Forever) 1988年

アメリカの白人ティーン5人組。ニュー・エディションと同じプロデューサーが発掘し、近所のお兄ちゃん達がスターになっていく様子がファンの心をとらえ、80年代後半から90年代にかけて爆発的な人気を誇りました。代表曲は『ユー・ゴット・イット(ライト・スタッフ)』(You Got It (The Right Stuff), 1988年)、ブレイクのきっかけとなる『ハンギン・タフ』(Hangin’ Tough, 1988年)、シングルとアルバム共に全米1位の『ステップ・バイ・ステップ』(Step By Step, 1990年)など。

なお、俳優マーク・ウォールバーグはドニーの弟で、マーキー・マーク(Marky Mark and the Funky Bunch)名義でヒップホップ歌手として活動し、代表曲『グッド・ヴァイヴレーションズ』(Good Vibrations, 1991年)は全米1位を獲得しています。

ボーイズ・トゥ・メン『メイク・ラヴ・トゥ・ユー』

Boyz II Men / I’ll Make Love To You 1994年

アメリカの黒人コーラス最高峰の4人組(ネイザン、ショーン、ウォンヤ、マーク)。一人一人がソロとして成立してしまうアカペラのハーモニーと心に響く名曲バラードで、数々の全米1位を記録し一時代を築きました。代表曲は、全米13週連続1位の『エンド・オブ・ザ・ロード』(End Of The Road, 1992年)やマライア・キャリーとのデュエットで全米16週連続1位『ワン・スウィート・デイ』(One Sweet Day, 1995年)など。

なお、グループ名は多大な影響を受けたニュー・エディションの曲名(Boys To Men, 1988年)から付けられました。ここにもジャクソン5からの流れを感じます。

テイク・ザット『バック・フォー・グッド』

Take That / Back For Good 1995年

90年代に人気を博した5人組(ゲイリー、ハワード、ジェイソン、マーク、ロビー)。イギリスにおける実力派アイドルグループの先駆け。代表曲はビージーズの名曲カバー『愛はきらめきの中に』(How Deep Is Your Love, 1996年)や『ペイシェンス』(Patience, 2006年)など。

ロビー・ウィリアムズはソロ転身後に、「イギリス音楽史上もっとも成功した男性ソロアーティスト」と言われるほどに。ディズニー映画『ファインディング・ニモ』のエンディング曲『ビヨンド・ザ・シー』(Beyond the Sea, 2001年)や映画『ロック・ユー!』でクイーンと共演した『ウィー・アー・ザ・チャンピオン』(We Are The Champins, 2001年)などが知られています。

サヴェージ・ガーデン『アイ・ニュー・アイ・ラヴド・ユー』

Savage Garden / I Knew I Loved You 1999年

オーストラリアのポップ・ユニット(ダレン、ダニエル)。ポップなダンス・サウンドとバラードで、1990年代後半にデビューするや瞬く間に国民的アイドルとなり、世界的にも人気に。「90年代後半のワム」とも形容されました。

代表曲は、テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のED曲に起用された『アイ・ウォント・ユー』(I Want You, 1996年)や全米1位のバラード『トゥルーリー・マッドリー・ディープリー』(Truly Madly Deeply, 1997年)など。

バックストリート・ボーイズ『アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ』

Backstreet Boys / I Want It That Way 2000年

アメリカのイケメン白人5人組(ニック、 ハウィー・D、A.J. 、ブライアン、ケヴィン)。主に90年代にとんでもない大人気となり、「世界で最も売れたボーイバンド」とされています。愛称はBSBやバックス。

代表曲はMTVビデオミュージックアワードを受賞した「エヴリバディ」(Everybody (Backstreet’s Back), 1997年)、『君が僕を愛するかぎり』(As Long As You Love Me, 1997年)やJALのCMにも起用された『シェイプ・オブ・マイ・ハート』(Shape Of My Heart, 2000年)など。最年少でフロントマンのニック・カーターがソロ活動をしています。

イン・シンク『バイ・バイ・バイ』

*NSYNC / Bye Bye Bye 2000年

90年代後半に活躍したアメリカの白人5人組(ジャスティン、JC、ジョーイ、ランス、クリス)。絶頂期のバックスと人気を二分しました。代表曲は、全米1位の『イッツ・ゴナ・ビー・ミー』(It’s Gonna Be Me, 2000年)や『ガールフレンド(Girlfriend feat. Nelly, 2002年)』など。『バイ・バイ・バイ』がマーベル映画『デッドプール&ウルヴァリン』(2024年)に使用され、再脚光を浴びています。

ソロ活動では、ジャスティン・ティンバーレイクが『ロック・ユア・ボディ』(Rock Your Body, 2003年)、『セクシー・バック』(SexyBack, 2006年)、『キャント・ストップ・ザ・フィーリング!』(Can’t Stop the Feeling!, 2016年)などのヒットを飛ばしグラミー賞を10回獲得、さらに俳優業やアパレル展開など名実ともに世界的なスターに。

ウェストライフ『見つめて欲しい with マライア・キャリー』

Westlife / Against All Odds (Take A Look At Me Now) with Mariah Carey 2000年

アイルランドの白人コーラス5人組(キーアン、シェーン、ニッキー、マーク、ブライアン)。アイルランドのテイクザットと呼ばれた「ボーイゾーン」の成功を受けて結成され、甘いバラードからカバーまで幅広く表現できる歌唱力で、90年代末から2000年代にかけて14曲で全英1位を記録しました。

代表曲は、デビューで全英シングルチャート1位獲得の『愛の誓い~スウェアー・イット・アゲイン』(Swear It Again, 1999年)や『マイ・ラヴ』(My Love, 2000年)など。ダイアナ・ロスやドナ・サマーなど女性ビッグアーティストとの共演でも知られています。

イル・ディーボ『タイム・オブ・アワ・ライヴズ』

Il Divo with Toni Braxton / The Time Of Our Lives 2006年

イギリスでデビューした、「クラシカル・クロスオーバー」の多国籍4人組(デイヴィッド、セバスチャン、ウルス、カルロスのちにスティーヴン)。クラシック音楽の声楽で『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』(Time To Say Goodbye, 2011年)などポピュラー音楽の名曲の数々を、ロマンティックにカバーしています。

2006FIFAワールドカップ・ドイツ大会公式テーマソングにR&B歌手トニー・ブラクストンとのデュエットが起用され、話題になりました。

ワン・ダイレクション『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』

One Direction / Story of My Life 2013年

イギリスの白人5人組(ハリー、ルイ、ナイル、リアム、ゼイン)。オーディション番組「Xファクター」を通じて人気が爆発し、ブリットアワードはじめ音楽賞を200以上受賞。2010年代前半の音楽シーンに君臨、略称から「1D旋風」と呼ばれました。代表曲は、デビューシングルにして10億回再生を突破した『ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル』(What Makes You Beautiful, 2011年)など。

ソロ活動では、ハリー・スタイルズの『サイン・オブ・ザ・タイムズ』(Sign of the Times, 2017年)や『アズ・イット・ワズ』(As It Was, 2022年)、ゼインの『ピロウトーク』(Pillowtalk, 2016年)や『ダスク・ティル・ドーン』(Dusk Till Dawn ft. Sia, 2018年)などのヒットがあります。

ビーティーエス『ダイナマイト』

BTS / Dynamite 2020年

韓国の7人組(グク、ジン、シュガ、V、アールエム、ジミン、ジェイホープ)。別称は防弾少年団(バンタンソニョンダン)。キレキレの超絶シンクロダンスやSNSのフル活用を通して、K-POPの枠を超えアメリカはじめ世界中を魅了しました。

代表曲は、アメリカでの人気爆発のきっかけとなった『DNA』(2017年)、ホールジーとのコラボ『ボーイ・ウィズ・ラブ』(Boy with Luv, 2019年)、英語詞の『バター』(Butter, 2021年)や国連総会で披露した『パーミッション・トゥ・ダンス』(Permission to Dance, 2021年)など。

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