⚫︎イーゴリ・ストラヴィンスキー「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」
初期に作曲された3つのバレエ音楽。
「火の鳥」の感動的で緊張感のあるフィナーレは必聴。
また「春の祭典」での変拍子やポリリズムを多用した作品は、映画音楽、劇版などに影響を与えています。
MIDIの打込みで、当時は同時発音数やデータサイズに制限があり大変苦労した思い出があります。
⚫︎カールハインツ・シュトックハウゼン「コンタクテ」
ドイツ現代音楽の作曲家。電子音楽とピアノと打楽器のために作られた曲。
静寂から突然鳴る打楽器と変化する電子音と音響。
日本へは、大阪万博EXPO’70でドイツ館の共同制作者として来日、観たかったです!
⚫︎スティーブ・ライヒ 「エレクトリック・カウンターポイント」
ミニマル・ミュージックの先駆者でもあり、
テクノミュージックやエレクトロニカのアーティストたちに多大な影響を!
パット・メセニーが演奏していることでも有名なアルバムだが、
心地の良い反復音楽、かつメロディアス、秋の夜に瞑想するのも良いでしょう!
⚫︎ラッシュ「ムーヴィング・ピクチャーズ」
カナダ出身のスリーピース・ロックバンド、3人とは思えないプログレッシブなサウンド。
特に「YYZ」のイントロの変拍子はクセになる。
高校生の時にアルバム1曲目の「Tom Sawyer」をコピーしたのも思い出します。
スケールの大きいアルバム「パワー・ウィンドウズ」もお薦めです!
⚫︎ブレッカー・ブラザーズ「ヘヴィ・メタル・ビ・バップ」
ランディ・ブレッカーとマイケル・ブレッカーの兄弟を中心に結成されたバンド。
思わずコピーしたくなる 「Some Skunk Funk」
ミューズ音楽院マスター科では馴染みの曲です。
ジャズファンク色が強いが他のアルバムではフュージョン、ソウル、レゲェ等
あらゆるジャンルでの超絶テクニックが聞けます。
自身、JIRO YOSHIDA「Platonic~A day in Earth~」で
1曲レコーディングエンジニアとして参加していますが、
ランディと共にクレジットされ非常に恐縮です。
⚫︎クール&ザ・ギャング「Open Sesame」
ニュージャージー州出身のファンク・バンド。
80’年代 「セレブレーション」 「ジョアンナ」 「Cherish」 「Get Down On It」 とヒット曲を飛ばしたが、
それ以前の玄人好みの変態フレーズホーンセクションは必見!
「Funk Stuff」「Open Sesame」「Hollywood Swinging」
「Jungle Boogie」「Summer Madness」は、今でもクラブでDJ PLAYされている。
⚫︎スティーヴ・ヴァイ「Flex-Able」
数々の有名バンド、アーティストのサポートをし、言わずと知れたギターヒーロー!
ソロ名義、初のスタジオアルバムは、
8トラックの録音機材だけで沢山のアイデアとHigh Qualityの作品を作り上げている。
その流れを受け継いでいる「パッション・アンド・ウォーフェア」もお薦めです!
日本のTVドラマ「医龍」でも使われていた、
両手タッピングからはじまる「ビルディング・ザ・チャーチ」もカッコ良い!
⚫︎ビョーク(BJÖRK)「Hyperballad live」
アイスランド出身のミュージシャン、シンガーソングライター、唯一無二の存在。
エレクトロ、実験音楽、オーケストラの融合は圧巻です。
今年見た最新型のcornucopia Liveでの世界観も凄かった。