【有名曲満載】海で聴きたい洋楽レゲエのおすすめ定番曲12選

夏といったらレゲエ。レゲエといったら夏。

ズンチャ、ズンチャというゆったり裏打ちのリズムと独特なジャマイカ訛りが、リラックスさせてくれますね。

そこで、 ビーチやBBQにぴったりな世界的な有名曲やレゲエ(ルーツロックやラヴァーズロック)を代表するアーティストをご紹介します。

レゲエを聴けば常夏気分です。

音楽って最高!

(2024年6月1日 選:松原ひさし)

目次

ざっくりレゲエとは

ラスタファリ運動のシンボル、ユダのライオン(Wikipediaより引用)
ラスタファリ運動のシンボル、ユダのライオン(Wikipediaより引用)

レゲエ(Reggae)は1960年代にジャマイカで発祥し、1970年代のボブ・マーリーの成功で、世界的に認知度が高まりました。

生演奏で裏拍リズムとうねるグルーブ感、ラスタファリ的なメッセージが特徴です。「ルーツロック」(ルーツレゲエ、ルーツとも)ともいいます。

また、旧宗主国イギリスで洗練されて「ラヴァーズ・ロック」、テクノと融合して「ダブ」、「ドラムンベース」、「トリップホップ」などが派生しました。

2000年代以降は、打ち込みでテンポの速い「ダンスホール(Dancehall)」の人気が世界に広がっています。

海で聴きたいレゲエの有名ヒット曲

『ワン・ラブ 』ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 

One Love – Bob Marley 1977年

レゲエの神様の代表曲。「1つになれば最高の気分!」のメッセージで、世界中の人に平和を呼びかけました。

死後に製作されたMVにはポール・マッカートニーらが出演しています。

音楽伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』(2024年)で再び脚光を浴びました。

『ラヴィン・ユー 』ジャネット・ケイ

Loving You – Janet Kay 1978年

UKラヴァーズ・ロックの女王による永遠のスタンダード。

ミニー・リパートンの名曲カバーで、優しい歌声に癒されます。

『クロース・トゥ・ユー 』マキシ・プリースト

Close To You – Maxi Priest 1990年

UKレゲエ・シンガーによる世界的なヒットチューンです。

都会的で哀愁があり、日本でもJ-WAVEなどのFMラジオでかかりまくりました。

織田裕二さんとの共演『Love Somebody』(1997年)は、人気テレビドラマ『踊る大捜査線』の主題歌として有名なソフト・レゲエで、プレチナ認定されました。

『スウェット(ア・ラ・ラ・ラ・ロング)』 インナーサークル

Sweat (A La La La La Long) – Inner Circle 1992年

ジャマイカのレゲエ・フュージョンバンドの代表曲。

Bad Boys』(1987年)や『Games People Play』(1994年)もヒットしました。

軽快で陽気なレゲエの王道で、いずれもビーチパーティで盛り上がる曲です。

『オール・ザット・シー・ウォンツ』エイス・オブ・ベース

All That She Wants – Ace of Base 1992年

スウェーデンの男女4人組バンド。

レゲエとテクノをミックスさせたポップなダンスミュージックで、90年代に『The Sign』など数々の世界的ヒットを飛ばしました。

『インフォーマー』スノー

Informer – Snow 1992年

カナダ出身の、白人レゲエ・フュージョンの珍しさもあり全米1位を獲得した曲です。

空耳アワーの「兄貴ボンボンだ~」でも有名です。

『好きにならずにいられない』ユービー・フォーティー

(I Can’T Help) Falling In Love With You – UB40 1993年

UKレゲエ・バンド最大のヒット。

エルビス・プレスリーのカバーで、映画「硝子の塔」のサントラで使用されました。

他にも『Red Red Wine』(1983年)や『Here I Am』(1989年)など多くのヒット曲があります。

『アイ・キャン・シー・クリア・ナウ』ジミー・クリフ

I Can See Clearly Now – Jimmy Cliff  1993年

ジャマイカの生きるレジェンド最大のヒット曲。

ジャマイカのボブスレーチームを描いたコメディ映画『クール・ランニング』の主題歌で、厳密にはポップスですが爽快な曲調で夏の定番です。

なお、『遙かなる河』(1969年)と『The Harder They Come』(1972年)が有名な持ち歌です。

『君を求めて(ベイビー、アイ・ラヴ・ユア・ウェイ)』ビッグ・マウンテン

Baby, I Love Your Way – Big Mountain 1994年

アメリカのレゲエ・バンドによるカバー。

ジェネレーションXを描いた青春恋愛映画『リアリティ・バイツ』のサントラに収録され、世界的にヒットしました。

披露宴でも定番のラヴァーズ・ロックです。

『シャイン』アスワド

Aswad – Shine 1994年

UKレゲエの先駆的バンドのメガヒットチューン。

ノリよしキレよしアップテンポな曲調です。

Don’t Turn Around』(1988年)で 世界的に有名になり、UKレゲエの確立に貢献しました。

『リカー・ストア・ブルース』ブルーノ・マーズ

Liquor Store Blues – Bruno Mars 2010 年

2010年以降のアメリカを代表する人気アーティストによる、ボブ・マーリーの息子Damian Marley との共作です。

幅広い音楽ジャンルのパフォーマンスで知られ、デビューアルバム収録からシングルカットされた怠け者讃歌『The Lazy Song』やTravie McCoyの『Billionaire』(2010年) への客演など、今風にアレンジしたレゲエを複数発表しています。

『ルード★それでも僕は結婚する』マジック!

Rude – Magic! 2013年

カナダのレゲエフュージョン・バンドによるプロポーズ・ソング。

恋人のお父さんに「お嬢さんを下さい」と懇願する歌詞とレゲエ調のポップさが世界各国でうけて、一躍サマーアンセムとなりました。

関連映画

『クール・ランニング』

Cool Runnings 1993年

1988年冬季オリンピックで、ボブスレー競技に挑んだジャマイカ・チームの実話。

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』

Bob Marley: One Love 2024年

レゲエの神様・ボブ・マーリーの生涯を数々の名曲で彩る音楽伝記映画。

https://youtu.be/RGDWGp18E7M?si=tWQj_kb60u9GAQj1

『ボンゴマン ジミー・クリフ』

Bongo Man  1981年

生きる伝説ジミー・クリフ絶頂期ライブ・ツアーを追った傑作音楽ドキュメンタリー。

関連プレイリスト

まだまだいい曲あります!もっと知りたい方やもっと聴きたい方はこちらでお楽しみ下さい。

レゲエ&ダンスホール

プレイリスト:レゲエ&ダンスホール

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